佐賀 攻撃ヘリ墜落事故について思うこと
どうもカスピ海です
今回は先日発生した、佐賀県自衛隊ヘリ墜落事故について思うことを書いてみようと思います。
まずは亡くなったパイロットの方にお悔やみを申し上げあげるとともに、原因について考えていきたいと思います。事故を起こしたAH-64Dは、同日整備を終え試験飛行していた中、突如メインローターがバラバラに分解し墜落したとこのことです。これについて、専門家によると整備不良が原因ではないかとも言われています。私も整備不良によるものだと思います。AH-64は84年に採用されていますので、構造的欠陥だったら今日まで見つからないわけがないのでやはり整備不良が原因ではないかと考えます。
次にこの事故について私は、もっと装備維持や隊員の福利厚生に予算を回すべきだと考えます。今回の事故についてはまだ原因が公式発表されていないので、もしかしたら違うかもしれませんが、最近の米軍機不時着や去年の連絡機墜落など整備不良を起因とする事故が近年増えています。今、日本は国防予算を新装備の購入に回そうとしていますが、本当に必要なのは現状の装備維持です。どんなに良い機械でもきちんと整備しなければちゃんと働きませんよね?実際航空自衛隊は半世紀以上前のF-4をF-15、F-2に更新できていないし、F-15もソフト面で更新ができていません。今持っている装備を維持できなくて新しい装備の維持ができるか?という話です。
とにかく防衛省、政府には早期の原因究明と再発防止を徹底的に進めてほしいです。このような参事は二度と起きてほしくありません。特に今回は突っ込んだのが住宅であり以前の事故とはレベルが違うのです。
砲兵から見た、世界大戦
はい、どうもこんにちはカスピ海です。
先日、Twitterである書籍を発見して、それに興味があるので記事を書きました。
砲兵」から見た世界大戦: ――機動戦は戦いを変えたか
というタイトルの書籍なんですが、私自身、前から砲兵にはかなり興味があり、それに関する書籍を探していたタイミングでの邂逅でしたので、思わずポチりそうになってしました。購入についてはお金が溜まるまで少し待つことにします。
さて、今回は砲兵についてですが、砲兵に関するこんな言葉をご存知でしょうか?
「砲兵は戦場の女神」
なんか壮大で胡散臭い感じもしますが、まさに砲兵は現代まで、幾多の戦で歩兵を支援し勝利を与えてきました。
砲兵の最大の特徴といえば、曲射でしょう。相手の見えない所から相手に対し、絶大な火力を叩き込むことができるのが砲兵です。よく戦争映画などでいきなり自然災害のように敵の砲弾が飛来してきて、仲間達がドカーンみたいな、
まさに曲射の利点はそこにあるのです。敵が見えなければもちろん反撃できませんし、飛来してくる砲弾に対して、歩兵は一切無力です。
そして砲兵のもう一つの特徴は相手に機動させないこと、つまり制圧です。そもそも砲兵というのは敵の撃滅ではなく、敵を機動させないことを目的に攻撃を行っています。(無論、ある程度のダメージを与えることも目的ですが)
敵の砲弾が降ってくれば歩兵は移動できず、その場にとどまるか、塹壕などにこもりざるを得ませんよね?まさにそれが砲兵の仕事なのです。砲兵の特徴や仕事を知るのによい例えは、赤軍の縦深攻撃ドクトリンでしょう。特に1944年夏のバグラチオン作戦でしょう。この作戦はドイツ軍の遥か後方である補給物資や司令部なども砲兵の砲撃目標でした、これにより戦略的な機動ができずドイツ軍は各個撃破され、最終的に100万以上の損害を出し、独ソ戦、二次大戦の勝敗は決し、ベルリンまでは消化試合になってしまいました。このように砲兵はまさに戦場の女神であり、その力を軽視した者には取り返しのつかない代償が与えられます。
↑この動画が結構解り易いです(この記事は実質この動画のパクリです(笑)
こんな感じで今日は少し趣味の話もしてみました。まだまだ軍事の知識も浅いですが、高校・大学生活の数年間を通して、評論家にも負けない知識を身に着けたいと思います。
内房線、逝く
今日の館山は、昨日の雪の影響を受けることなく、平常どおりの朝でした。ただ、昼過ぎから風が強くなり始めてついに午後、JR内房線が一部運休にまで追い込まれる事態に、、、 筆者のおうちはがっこのお隣にあるので特に影響はありませんでしたが、内房線を利用しているクラスメイトをはじめ一部生徒が影響を受けることになりました。
ここで私が思ったのは、何故、学校側は電車の止まる前に生徒を下校させなかったのかということです。先日の大雪では1週間前から「雪降るよー」「交通網マヒするかもよー」などとアナウンスされていたのにもかかわらず、東京を始め関東の広い範囲で帰宅が困難になる人が続出しました。そんなことが前の日に怒ったにもかかわらず学校は今回、内房線が一部運休になり帰宅困難生が出るまで何も対策を講じませんでした。しまいには
先生「内房の上り使ってる人は電車止まったんで、部活せずに帰ってください」
生徒「なにで?」
というやりとりや
先生「もしかしたら駅から代行が出るかもしれませんし出ないかもしれません」などと無責任な対応、、、、
私からすればただ早く帰りたいだけなのですが、客観的に見ればこの体質がいつか災害が起きたときに大きな被害を生む原因となるのでは?と少し考える今晩この頃です。このことは日本全体にも言える事ですが、日本は災害が多い割りに対応や解釈が遅れてるのでは?と思います。